川南の魅力

子育て世代は特に注目! 最新スポットをPICK UP

川南の新しい福祉の拠点「川南町総合福祉センター」が川南町役場横に開設されました。
武道館・公民館の老巧化対策構想から8年、着工から2年の年月を経て、満を辞して迎えた2022年10月1日のグランドオープン。
子育て支援をはじめとする福祉拠点が1箇所に集約されており、あらゆる世代の町民が利用したくなるような工夫をこらした設備が特長のスポットです。

〈1階〉
●にぎわいホール
●オープンキッチン
●和室
●子育て支援センター「こどみん」
●病児・病後時保育施設「ケアルーム こどみん」 など

〈2階〉
●川南町福祉課
●川南町福祉協議会
●川南町地域包括支援センター など

パパの利用率UP! 子育て支援がさらに利用しやすく

同センター1階に移設した子育て支援センター「こどみん」は、従来施設と比較して面積がおよそ2.5倍に拡大。広々とした明るいプレイルームが目を引きます。

プレイルームには、川南町の豊かな自然をもとに特別にデザインされたオンリーワンの遊具がたくさん。写真奥にあるままごとトラックは、「トロントロン軽トラ市」がモチーフです。

以前は土日だった休館日も平日(水曜、木曜)に移ったことで、利用者に大きな変化があったと同センター所長の篠原さんは話します。
「移設前は母子での利用がほとんどでしたが、休日も開館するようになったことでお父さんの来館率が20%も増えました。プレイルームも広くなり、“お父さんが居やすい空間”になったことも大きな理由かもしれませんね。
さらに未就学児だけでなく、保護者同伴なら小学6年生のお子さんまでご利用いただけるため、兄弟、家族みんなで足を運んでいただく機会も増えました」

雨の日でも砂遊びができる屋根付きの砂場は、子どもたちに大人気!

町外在住でも年間利用料(一人当たり1,650円)を支払えば自由に利用可能。
毎週金曜の絵本読み聞かせなどの定期の催しのほか、ママを対象としたヨガ教室やクッキング講座、パパのための育休講座など、さまざまのイベントを企画しています。同センター内の掲示や各種SNSで告知しているので、気になる人はぜひフォローしてみてください。
【公式インスタグラム】https://www.instagram.com/kawaminami.kosodateshien/?hl=ja
【FACEBOOK】https://ja-jp.facebook.com/kawaminami.shien2015.5.1/

加えて、病気療養中で集団保育が難しい子どもを一時的に預かる病児・病後時保育施設「ケアルームこどみん」を新設。役場直営では、県内で3例目となります。
事前の登録を済ませ、個別のQRコードから利用希望日の前日12時までに申し込めば、町内・町外在住問わず利用が可能です。

篠原さんは今回の移設や拡充にあたり、「妊婦検診にはじまり、出産、育児まで、役場や保健センターと連携した切れ目のない支援を一層強化していけたら」と展望を語ります。

オープンキッチンや和室も! 活用方法はいろいろ

普段はフリースペースとして解放されている「にぎわいホール(1階)」は、高齢者を対象とした編み物教室や健康体操教室などを実施していたり、いつでも誰でも演奏可能なピアノが設置してあったりと、幅広い世代の人たちがのびのびと憩える場所です。

「にぎわいホール」の内観。このスペースでは自由に飲食が可能。ボックス席もあるので、周囲に気兼ねなく昼食をとることもできる。

さらに、オープンキッチンや和室、会議室などを備えており、貸出も行なっています。イベント利用はもちろん、撮影やメニュー試作など、活用の幅は無限大。
ちなみにオープンキッチンには、ビルトインオーブンやパン発酵器、さまざまな調理器具など十分な設備・備品が揃っているので、手ぶらでも訪れることができますよ。

上の写真はオープニングセレモニーの際に行われた、バター作りワークショップの様子。

開館時間は午前9時から午後17時まで。休館日は年末年始のみ。
(「こどみん」は水曜、木曜、年末年始が休み。「ケアルーム こどみん」は午前7時〜午後6時開館、土日祝日、年末年始が休み。)
笑顔とコミュニケーションが生まれる賑わいと憩いの場に、ぜひ気軽に足を運んでみてください。