放課後子供教室「元気っこわくわく英語教室」
みなさんこんにちは。地域おこし協力隊の赤野です!
気づけばあっという間に9月ですね。8月の最終日は、夏がもう終わってしまうのかと少し寂しい気持ちになりましたが、さすがは宮崎県。
9月もまだまだ夏日和が続きますね。残りの夏も、目一杯サーフィンを楽しみたいと思います!
放課後子ども教室の英語講師を担当しました!
この度、教育課 生涯学習係から放課後子供教室での英語講師の機会をいただき、全5回に渡って各小学校で「元気っ子わくわく英語教室」を開催しました。
初回の授業前は、子どもたちが静まり返ってしまったらどうしようと緊張していたのですが、実際に子どもたちと会うと、みんながとても元気で素直で、一瞬にして緊張と不安が吹き飛びました。
その後、どの小学校に行っても子どもたちの元気よさと素直さは共通して変わらず、やはりこれはきっと豊かな自然の中で、温かい人々に囲まれた川南町の環境で育ってきたからこそなんだろうなと感動しました。そして、この川南町の子どもたちの素直さは、学習における吸収能力にも繋がっていると感じました。
子どもたちは私の問いかけや指示に対してとても反応が良く、また私の授業方針で初めはできるだけ日本語を使わずに英語とジェスチャーのみでゲームのルール説明等を進めていたのですが、それに対して一生懸命推測して理解しようとしてくれる子が沢山いました。
このように、子どもたちが積極的に授業に参加してくれたおかげで、毎回とても充実した内容となりました。
ぜひ、この川南町の子どもたちの素直さや吸収能力を英語学習に生かせるように、今後も子どもたちが英語に触れる機会を沢山作れたらと思います。
授業内容紹介〜じゃんけん列車〜
「元気っ子わくわく英語教室」では、各小学校で同じ内容の授業に取り組みました。
今回は、英語のゲームをみんなで楽しむことを主旨とし、主に英語の歌とダンス、じゃんけん列車、たけのこニョッキゲームの英語バージョン「Bamboo nyokiki」をしました。
じゃんけん列車は、どの小学校でも大盛り上がりで、毎回子どもたちから「もう一回、もう一回」と声が上がり、最終的に3、4回同じゲームを繰り返したところがほとんどでした。
Bamboo nyokiki
このBamboo nyokikiゲームは、各小学校の人数や子どもたちの雰囲気により、いろんな気づきがあり難しくも面白いゲームとなりました。
では、皆さんにゲームのイメージを持っていただくために、簡単にルール説明をしますね。
まず、写真のように円になって座ります。そして、メンバーの1人が「Three, two, one」とカウントし、その後、手と手を合わせてそれらを上下に振りながら、メンバー全員で「Bamboo bamboo nyokiki(バンブーバンブーニョキッキ)」と叫びます。これがゲーム開始の合図です。
ゲームが開始すると、1人1つずつ数字を言って、1から数えていきます。例えば誰かがOneと言えば、次の誰かはTwoと言うように。一度数字を言った人は全員が1回ずつ数字を言い終えるまで、2回目の数字を言うことはできません。また、同時に誰かと同じ数字を言ってしまうとアウトになります。
チームでアウトが出ると、そのチームはまた1から数字を数え直さなければいけません。
以上のルールで、初めは5人程度のグループ、そこから10人グループ、最後はクラス全員と言ったようにグループの規模を拡大してゲームを実施していきました。
一見、簡単に見えるこのゲームですが、グループの人数が増えれば増えるほど難しくなります。
特に、最後のクラス全員で取り組むゲームでは、20人前後メンバーがいるのに、3を数える頃にはアウトになってしまい、何度も1から数え直し…となってしまうパターンがほとんどでした。
ただ、そこで終わらないのが、子どもたちの素晴らしいところ。
ゲームのやり直しが続いてくると、大抵子どもたちは作戦会議を始めます。
初めに数字を言おうとしている人が決まってきていない?あまり数字を言えてない人に先に譲ったらいいんじゃない?
みんなで集中して頑張ろうよ。
英語が難しくて数字が言えてない人にはちょっと囁いて教えてあげよう。
数字を言う前に一度周りを見て他に言おうとしている人がいないか見てみよう。
などなど。
もはや、英語の授業の域を超えて、みんなでゲームを成功しようと試行錯誤する子どもたちの姿がとても素敵でした。
素晴らしいことに、全ての小学校で新設ルールを設けるなど工夫しながら、最後は全員でゲームをクリアすることができました。
元気っ子わくわく英語教室での活動を振りかえって
今回、小学生に英語を教えるのは、私自身初めての経験で毎回各小学校で沢山の学びと反省がありました。また、繰り返しになりますが、毎回とても楽しく充実した時間を過ごさせていただくことができました。
このような素敵な機会をいただけたことに感謝し、今後もより良い英語レッスンを実施していけるよう励んでまいります。今後もどうぞよろしくお願いします!