地域おこし協力隊

ハワイ野球少年団交流事業を実施しました!

こんにちは。協力隊の赤野です。3月21日(金)から3月23日(日)まで、ハワイから野球少年とその家族の約40人が川南町を訪問しました。
滞在中の3日間は、ハワイの野球少年8人が町内の一般家庭の6世帯でホームステイをしました。また、初日には歓迎会、2日目には、町内の硬式野球中学生選手との親善試合や観光協会からの豚汁とおにぎりの振る舞い、宮崎サンシャインズによる野球教室が開催されました。そして最終日は、短い時間ながらも心温まるお別れの時間を過ごしました。
あっという間の3日間でしたが、たくさんの思い出が詰まった濃い3日間となりました。

以下、各イベントの様子をご紹介いたします。

歓迎会

初日の夜には歓迎会を開催。ホストファミリーや町内の硬式野球中学生選手とコーチらが参加し、総勢約80名のにぎやかな会となりました。歓迎会が始まってすぐはお互い緊張しており、何となくぎこちない様子があったのですが、子どもたちを中心に次第に打ち解けていきました。また、会場に用意していた寿司やチキン南蛮、炭火焼きなどの地場料理やいちごは大好評で、ハワイチームの皆さんに川南の食文化も楽しんでいただけた様子でした。
中盤には、じゃんけん列車やフルーツバスケットの交流ゲームを実施し、特に中学生選手を対象としたフルーツバスケットは大盛り上がりでした。最後は、まちづくり課の稲田課長による和太鼓演奏に会場全体が聴き入り、終始楽しい会となりました。

親善試合・豚汁とおにぎりの振る舞い・野球教室

2日目は、町内の硬式野球中学生チームと親善試合を実施しました。元協力隊の笹川晃代さんのアナウンスのもと、選手紹介や町長の挨拶、教育長による始球式が行われました。
試合は、川南町チームが勝利しましたが、試合後には、選手同士で野球ボールにサインを書き合う姿が見られ、交流の深まりが感じられました。
また昼食時には、観光協会から豚汁とおにぎりのふるまいがありました。ハワイチームの中には初めて豚汁を食べた方も多く、皆さん美味しいと喜んでくださっていました。
そして、午後は宮崎サンシャインズの7人の選手による野球教室がありました。日本のプロ野球選手から直接指導していただく貴重な体験に子どもたちは目を輝かせていました。また、宮崎サンシャインズの皆さんは、ハワイチームと川南町の選手たちにお土産まで用意してくださっていて、皆さんの温かいお気遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。  

最終日・対面式

最終日は朝から慌ただしく、名残を惜しみながらのお別れとなりました。出発前、希望者のみとお伝えしていた軽トラ市にもハワイのご家族全員が足を運んでくださり、町の雰囲気を楽しんでいただけたようです。
振り返れば一瞬で終わってしまった3日間でしたが、お互いにとって忘れられないかけがえのない時間となりました。今回のような国際交流事業を町で実施するのは初めての試みでしたが、多くの方の協力により大成功をおさめることができました。改めて今回の事業に関わってくださった全ての皆さまに、心より感謝申し上げます。今後もこのような交流を継続し、子どもたちの未来につながる経験が広がっていくことを願っています。
※ホームステイの様子は、幼児英語のインスタグラムにて近日公開予定です。お楽しみに!