移住相談会~総集編~
こんにちは!
川南町 地域おこし協力隊の塚井です!
上の写真は、私が地域おこし協力隊の移住コーディネーターとして初めて、移住相談会に出展したときの様子です。
(当時、とても緊張していました。)
今年度は主に、関係人口創出に向け、協力隊としての事業企画や実施を進めてきましたが、
実は移住コーディネーターとしても、今年度はすでに4回ほど移住相談会に出展してきました!
今年はあまり移住相談会についての記事がなかったので、今回まとめて移住相談会について綴りたいと思います!
6月1日(日)「テーマから探す!移住フェア2025」

こちらは、6月上旬に東京有楽町で開催された移住フェアです。
北海道から沖縄まで全国の出展ブースが並び、
イベント全体の来場者数は、1134組と、大盛況のイベントとなりました。
川南町のブースには25組44名の方にご来訪いただき、多くの方に川南町のことをお伝えすることができたのではないかと思います!
ちなみにこの、25組44名というご来訪者数は、おそらく川南史上、最多となりました。
私と職員の2人体制でしたので、大忙しでしたが、実りある移住相談会となりました。
この移住フェアの特徴は、
ブースが北海道から沖縄まで、地域ごとに並ぶのではなく、「地域おこし協力隊」「趣味のある暮らし」「海の近く」…などテーマごとにブースが並び
●●県●●市など地名から探すのではなく、
こんな暮らしをしてみたい、こんな仕事に興味があるなど、ご自身の興味からブースを選択できることに特徴がありました。
今回川南町では、地域おこし協力隊コーナーの中で、「隊員募集!私と一緒に移住Co.をしませんか?」というテーマで出展しました。
実際には、地域おこし協力隊の応募を検討している方以外にも、サーフィンをしながら生活したい、南国宮崎で過ごしたい、など様々でしたが、
「川南町」という地名を知らなくても気軽にブースに立ち寄ることができる仕組みが整っていて、結果的に多くの方に川南町のことを知ってもらうことができたので、出展の成果があったのではないかと感じています!
10月5日(日) 「宮崎ひなた暮らし移住相談会in東京」

こちらは、10月に同じく東京有楽町で開催された移住相談会です。
この相談会は、宮崎県が主催する移住イベントで、ブースには宮崎県内の地域がずらりと並びました。
移住先が「宮崎県」に絞られている方にはかなりおすすめの移住イベントです。
宮崎県には26の市町村があるのですが、この日は16市町村がブースを構えたほか、県内の就職相談や住まいの相談など専門ブースも豊富に揃い、具体的な移住相談ができるイベントでした。
イベントには110組の方にご来場いただき、
川南町ブースにも、10組16名の方にご来訪いただきました。
6月の移住相談会よりも来訪者が少ない分、座ってじっくりと相談することが多く、
個別性に応じた移住相談ができたのではないかと感じています。
そしてなんといっても、この移住相談会の「先輩移住者によるゲストトーク」には、
本町への移住者である保坂さんがゲストとして登壇されました。
ピーマンの新規就農の体験談のほか、福岡から実際に移住したリアルな声を届けてくださいました。
Uターン・Iターン問わず宮崎県に思いを寄せてご来場される方が多い県主催の移住イベントですが、
県内でも、「海の近くに住みたいけど災害面が気になる」「シティ感のある地域よりも、ローカルな雰囲気の地域で暮らしたい」「移住者に対して寛容な地域を選びたい」
という方が、川南町に興味・関心を寄せてくださった印象でした。
今回、移住相談会に来れなかった!という方は、川南町ではオンライン移住相談も可能ですので、ご連絡お待ちしています!
11月29日(土) 「地域おこし協力隊 縁結びキャラバン」

このイベントは、総務省 地域力創造グループ 地域自立応援課 主催の地域おこし協力隊応募希望者と自治体を結ぶマッチング形式の移住イベントでした。出展自治体は、北海道から九州まで全部で45の地域がブースを構え、イベントには283名もの方がご来場されました。
川南町ブースには、21組の方にご来訪いただき、6月に引き続き大盛況となりました。
ご来場者のほとんどが地域おこし協力隊の応募に関心のある方でしたので、より具体的に移住後の生活や協力隊の募集条件などをお伝えできたのではないかと感じています。
このイベントで特徴的だったのは、
自治体が掲げる「#(ハッシュタグ)」とご来場の方が興味のある「#(ハッシュタグ)」のマッチングを促す仕組みです。
川南町では「#移住コーディネーター」「#海まで〇分」「#副業兼業の相談OK」「#魅力発信が仕事」「#移住仲間います」の5つのハッシュタグを掲げ、
ご来場の方が持っているハッシュタグカードが一致していれば、声掛けを行い、希望に応じてブースにご案内しました。
こうして多くの方にブース来訪いただくことができ、イベント終了後には数組の方から「自治体からの連絡を希望」と連絡をいただくことができました。
実はこのイベントも2名体制で臨み、来訪者20組超えでしたのでかなりの大忙しでしたが、多くの方に川南町のことを知ってもらうことができてよかったと思っています!
12月13日(土) 「宮崎ひなた暮らし移住相談会in大阪」

こちらは、10月に開催した宮崎県主催の移住イベント「宮崎ひなた暮らし移住相談会in東京」の大阪バージョンです!
今年は、難波の御堂筋ホールにて開催されました。
イベント全体としては65組の方にご来場いただき、
川南町ブースにも9組15名の方にご来訪いただきました。
また、ゲストトークには同じく保坂さんが登壇され、ブースとトークイベントの2方向によるPRができました。
地域おこし協力隊 移住コーディネーターとして最後の相談会でした。
ここからは個人的なことになりますが、
実は、私が川南町の移住コーディネーターとして移住相談会に出張に行くのはこの「宮崎ひなた暮らし移住相談会in大阪」のイベントが最後となりました。
これまでの約3年間、東京・大阪・福岡など都市部に出向き、数々の移住イベントへの出展を経験しました。
その間、ブース装飾を作製したり、自身が主催者側として県内地域と連携して移住イベントを開催したり、オンラインで開催してみたり…
様々な工夫を凝らしながら、少しでも多くの方に川南町の魅力に気づいてほしい、という思いで行動してきました。
私自身、実際の移住者として、移住という選択が人生の中で大きな決断であることを理解しています。
私が、移住相談を受けるにあたって一番大切にしていたのは、相談者にとって移住の「選択肢を増やす」ということです。
「川南町」を聞いたこともない、まったく知らない、という人にも、
宮崎県のこのあたりに、こんな魅力の詰まった地域があることを知ってもらいたい、”川南”という選択肢を増やすことが自身の役割だと感じながら、今まで皆さんとお話してきたつもりです。
私の思いは伝わっていたでしょうか…?この思いが伝わっていればいいな、と思います。
これまで移住相談会に出展したり、オンラインでの移住イベントを開催する中で、リピートして移住相談を受けてくださる方も何名かいらっしゃいましたが、そんな風に、ゆっくり、じっくりと移住先を迷い、何度も相談し、ご自身のペースで移住計画を進めてほしいと思っています。
私は、数か月後には川南町の移住担当を卒業してしまうのですが、川南町という町全体としては皆様の事を心待ちにしているはずです!
移住相談でも、移住体験でも、
まずは、ここにこんな地域があるんだ、ということを知っていただき(他にも、いろんな地域があるので、色んな地域のことを知ったうえで)、
ご自身にあった選択をしていただきたいと心から願っています!

まだまだあります!令和7年度の移住イベント!
…とは言いましても、今年度の移住相談会は実はあと2つあります!
【九州・山口・沖縄移住フェア 暮らシゴト2026】
→令和8年1月24日(土) 11:00~16:00に東京交通会館12階にて開催されます!(詳細は「お知らせ」をチェック!)
もう一つは、後日発表予定です!お楽しみに!
皆様のご来場を心よりお待ちしています!


