地域おこし協力隊

協力隊3年目

こんにちは!地域おこし協力隊の塚井です!
私はこの3月に3年目を迎えました!任期も残すところあと1年。

今日は3年目の目標を綴りたいと思います。

1年目から土台を作ったSNSの継続

看護師からの転職で、自分の席があることすら新鮮だった1年目。
自分になにができるのかが分からず、右往左往していた私でしたが、
今後イベントをするときにそれを発信する媒体が必要だと思い、川南町の移住Instagramアカウントを立ち上げました。
それから2年。今は485のフォロワーを持つ移住情報発信アカウントになりました。中にはDM(ダイレクトメッセージ)で移住相談をお受けすることもあります。
移住支援サイト「川南合衆国」に次ぐ、移住情報収集ができる媒体として着々と育っているのだと感じます。
また、Instagramの他にも移住公式LINEでは、チャットで気軽に相談できる点で、移住検討者から満足の声も聞かれています。

これからは、私が退任後もこのInstagramアカウントや移住公式LINEが継続できるように仕組みを築いていきたいと思っています。
といっても、SNSで継続的に情報発信をしていくのって案外難しいものです。著作権の問題や情報の正確性・適切性に配慮して運用していく必要があるからです。
ですが、やはり移住検討中の方が「川南町ってどんなところだろう」と思って、ふと検索をしたときホームページやSNSで常に新しい情報が載っているときの安心感は今後もあった方が良いと考えています。
この町は移住に力を入れているんだな、移住者を受け入れ体制があるんだな、と印象と持ってもらうことは大事です。
そこで、移住SNSは移住相談窓口の一つとして、継続的にオープンしておく必要があります。
自分が退任した後、どのようなやり方をすれば大きな負担を負うことなく情報発信が継続できるのかを考えながら、SNS継続の仕組みを築きたいと思います。

オンライン相談の強化

これまでの2年間で、何度かオンライン移住相談会を開催しました。
オンライン移住相談は、相談を受けるこちら側も事前の準備がしやすく、資料やWEBページを画面共有しながら効率的に移住相談をお受けすることができます。
また、東京や大阪、福岡の方だけでなく、「いつでも・誰でも」相談を申し込むことができます。

移住は大きな決断です。
慎重になったり、なかなか勇気が出なかったり、不安がたくさんあったりというのは当然のことだと思います。
なので、「実際に現地の人と話す」という機会はとても大切ですし、移住の大きな第一歩を踏み出すことができます。
その一歩を踏み出しやすくするのがオンライン移住相談です。

今までは、開催日を決めて「オンライン移住相談イベント」として続けてきましたが、今後はオンライン移住相談を「常設」する予定です!
首都圏で開催される移住イベントに足を運ばなくても、同じように相談をお受けできるよう体制を整えているところです。
これからも、そして私が協力隊を退任後も、
みなさんの移住にむけての一歩ずつをサポートできるように頑張っていきます!

関係人口創出に向けて

そして、これが私の最大で最後のミッション。

皆さんは関係人口という言葉を知っていますか?
関係人口とは、「移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。
地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、変化を生み出す人材が地域に入り始めている例も多くあり、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が、地域づくりの担い手となることが期待されています。」(総務省ホームページより抜粋)

私は単純に、移住してきたこの町の魅力をもっと多くの若者に知ってほしい、地方の良さに気づいてほしい、この町の自然や文化を後世に残していきたい、そんな思いで川南町の関係人口の創出に取り組んできました。
2024年夏に開催した「看護×田舎暮らし~お試し地域体験プログラム~」では、地方移住への憧れや将来的な移住の検討、またなにより「また来たい」と言って帰ってくれた参加者の姿がありました。

私はこの残り一年の期間で、関係人口創出の仕組みまでやり遂げたいと思っています。
今はまだ発表できませんが、着々とその準備が進んでいるところです。この事業が、私の協力隊人生の最大で最後の挑戦になります。
最近はこのことで多くの課題や困難にぶつかる毎日ですが、精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします!

残り1年間もよろしくお願いします!

川南町地域おこし協力隊 塚井 穂乃佳