地域おこし協力隊

協力隊3年間の振り返りとFuture Plan

地域おこし協力隊の笹川晃代です。ついにR6年9月末で3年間の地域おこし協力隊の任期が終了ということで、今回が私の最後の記事になります。3年間国際交流事業、多文化共生事業に関わらせていただきました。思い返せば3年前、地域日本語教室がない「0」からのスタートで、そこから今まで試行錯誤の繰り返しでしたが、役場、企業、地域住民のみなさん、日本語教師の仲間などたくさんの方のサポートでなんとか事業を行なってくることができました。(写真は3年前の初めての交流イベントの際の写真です。)

ほんと...いろいろなことをしました

R3年度の「商店街のまちあるき」から始まり、通算20回以上のイベントを開催してきました。サッカー、ミニバレー、料理教室、浴衣教室、川南町の有名な軽トラ市へ行こうなどなど。当初はなかなか人が集まらないと苦心していた頃もありました。でも徐々に人が人を呼び、だんだん参加者が増えていきました。交流会や日本語教室をすることで思ったことは「つながり」の大切さです。交流会で出会った外国人住民の方と日本人住民の方、または外国人住民の方同士のつながりが生まれていくの見ることができました。教室に参加された日本人の方が「外国人のみなさんがこんなに日本語が上手だったなんてびっくりした」「今度道で見かけたら声をかけてみよう」という言葉をたくさん聞くことができました。因みに私は毎日どこかで「先生!!」と呼び止められます。笑 こうして国籍を超えて人の輪が広がっていったらいいなと思います。

いろいろな国のみなさんとつながることができました!

川南町に移住するまで、地方がこんなにインターナショナルだったことを知りませんでしたし、今までの日本語教師の経験が活かせる仕事があると思ってもいませんでした。それに加えて、日本の外国人に関する制度や法令についての知識を得させていただくことができ、本当に充実した3年間の業務になりました。与えられた教科書から飛び出し、視野が広がり、パワーアップした気がします。今後も一先ず、町からの委託で事業を継続させていただくことになりました。今後も国籍に関係なくみんなが暮らしやすい町を目指し、微力ながら活動を続けていきたいと思います。

そしてFuture Plan「ゲストハウス開業」

そして、協力隊退任後もここ川南町に定住することを決め、令和6年10月20日に夫婦でゲストハウス&BARをオープンすることになりました。ゲストハウスの名前は「HOSTEL LEASH」です。「LEASH(リーシュ)」はサーファーとボードをつなぐレッグロープのことです。「人と人」「人と町」がつながる場所、そして国籍に関係なくいろいろな国の人が集まり、つながることができる場所を目指します!そこで日本語教室も開催予定です。地域おこし協力隊に興味がある方、地域の日本語教育に興味がある方、もちろん川南町に興味がある方も!ぜひ遊びに来てください。その際はブログを見ましたとお知らせください♡ゲストハウスの情報はHOSTEL LEASHのInstagram、FaceBookをぜひご覧ください。今までありがとうございました。川南町でお待ちしております!

川南町地域おこし協力隊 笹川晃代