地域おこし協力隊

流しそうめんイベント

みなさんこんにちは。地域おこし協力隊の赤野です。
先月の9月21日(土)、協力隊の高橋さんと「川南町キッズ交流会〜Nagashi Somen Party」と題して流しそうめんイベントを開催しました。
当日は天気にも恵まれ、総勢約45名の参加者が集まり、楽しい1日となりました。

影の立役者にスポットをあてて〜イベント前編〜

今回のイベントを振り返るにあたり、地元の方々からのサポートを語らずに終えることはできません。
それほどに沢山の地元の方々が、地域の子どもたちのためにと関わってくださいました。
というわけで、今回は、当日の様子というよりは、イベントの裏で尽力してくださった方々にスポットをあててイベントを振り返りたいと思います。

地元の方々のご協力はイベントの約1ヶ月も前から始まりました。
というのも、恥ずかしいことに私は企画をしておきながら、竹からそうめん台の作り方はもちろんのこと、なたの扱い方すら知らなかったんです。
まずは、主催者がそこを学ばないと話にならないということで、竹を切ってそうめん台を作るまでの一連の流れを教えていただくことから始まりました。
そして、イベント用のそうめん台作成(事前にイベントで使用するそうめん台を準備しました)。
その大事なそうめん流し台の作成には、計5名の地元の方々が手伝いに来てくださりました。作業に3時間ぐらいはかかるだろうなと予測していたのですが、地元の方々の手際が良過ぎて、気づけばそうめん台ができていました。笑 大袈裟だと思うかもしれませんが、本当にそれぐらいのスピード感でどんどんと作業が進んでいきました。

また、都農町にある園青果さんの才名園さんは、子どもたちのためにと枝豆を提供してくださりました。
枝豆流しはやったことも聞いたこともなかったので、想像ができなかったのですが、そうめんとは違って流れの早い枝豆に子どもたちは大興奮でした。
最後はみんなで美味しくいただきました。

影の立役者にスポットをあてて〜イベント当日編〜

当日もイベントが始まる前の朝早くから地元の方々が集まって、そうめん流し台の作成、消毒をしてくださいました。文章で書くと簡単に聞こえてしまいますが、そうめん台を支える竹の支柱台作成一つにしても、なかなか中心部に紐を縛っただけでは立たず、何度も紐を巻き付ける、補強するなど手間をかけて準備をしてくださいました。中には、準備だけのために来て、参加者が会場に集まる前に帰って行かれた方もいらっしゃいました。

イベントでは、地元の方々が、子どもたちが切った竹カップの口元をサンダーでやすりがけして綺麗にしてくださりました。また公民館の女性部の方々は、そうめんの準備、そうめんつゆ、おにぎり、唐揚げを作ってくださりました。
どれも本当に美味しくて、子どもたちだけでなく保護者のみなさんも沢山おかわりされていました。

こうして沢山の地元の方々のご協力があって、参加者の方からは、「なかなか自分たちじゃできない体験ができて嬉しい」「そうめんつゆが美味しい」「お腹いっぱい食べられて大満足です」など沢山の嬉しいお言葉をいただきました。

子どもたちのためにここまで尽くしてくださる地元の方々の無償の愛に心から感謝すると共に、私もそのような人でありたいと尊敬の念を抱きました。
今回改めて川南町の人のあたたかさを感じ、それに惹かれて自分が移住してきたという原点に立ち返ることができたイベントとなりました。
イベントに携わってくださった皆さんに心より御礼申し上げます。
当日参加してくださった皆さんにも、こうしてイベントの裏で尽力してくださった地元の方々の存在を知っていただけると嬉しいです。