2年間の活動を振り返って
皆さんこんにちは!協力隊の赤野です。
私事ですが、3月をもって協力隊を退任させていただくことになりました。
今回のブログでは、川南町を初めて訪れた時から協力隊の2年間の活動を振り返っていきたいと思います。長くなりますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです。
2024年2月1日に始めて川南町にやって来ました。当時は、お試し滞在施設という滞在施設があって、そこで約1週間、実際に住むように滞在をさせていただきました。今でもあの時のワクワク感が鮮明に甦ってきます。滞在中は、移住者や町民に限らずいろんな方と交流し、とても濃い1週間を過ごしました。そして、気づけば、1ヶ月後の3月1日には川南町で生活を始めていました。また、とんとん拍子に話が進み、その翌月の4月1日からは地域おこし協力隊として活動をさせていただくことになりました。
地域おこし協力隊では、学生時代にTESOLという英語を第二言語とする人を対象とした英語教授法の資格を取得していたことやカナダ人の主人がいることから幼児英語をミッションとして活動させていただくことになりました。
振り返れば長いようであっという間だった2年間。
これまで、子どもたちに「英語の楽しさを知ってほしい」と言う思いで活動をしてきました。
はじめてのイベント、はじめてのつまずき

協力隊としての初イベントは、高橋さんと実施した英語×体操教室でした。
初めてのイベントということで、高橋さんと一緒に緊張感を持ちながら毎日練習や予行をしていました。当日は入念な準備のおかげもあってか、大成功。子どもたちがキャッキャ言いながら楽しそうに体操に取り組んでくれている姿に安堵したことを覚えています。
その後、勢いに乗って6月は初めて単独の英語教室を開催しました。このイベントも大成功と言いたかったところですが、個人的には大反省の会となりました。
対象は3〜6歳としていたのですが、3歳から6歳は理解力や発達段階が大きく異なります。加えて、英語は第二言語。
年齢の違う子どもたちに、慣れない英語を「難しい」や「わからない」といったネガティブな感情を抱かせることなく、「楽しい」ものとして受け入れてもらうにはどうしたらいいかという大きな壁にぶつかりました。イベント直後は、そんな課題と自分の力不足の現実にかなり落ち込みました。でも、この経験のおかげで、川南町子育て支援センターこどみんの先生方や、まちづくり課の職員、ALTの先生、日本語教室の笹川晃代さんなど、いろんな方に授業の進め方やゲームの取り入れ方、教室の環境など沢山のアドバイスをいただき、教室のあり方を見直すきっかけになりました。
以降、回を重ねるごとに、私自身は講師として教室を開催することに慣れ、参加してくださるお子さんたちもまた、英語教室に参加することに慣れていってくださったように思います。そうする中で、自然にアットホームで楽しい英語教室を皆さんと作りあげていくことができました。
いろんなイベントに取り組みました!

英語教室で特にこだわっていたことは、積極的に海外文化や行事を取り入れることでした。それは、英語そのものに興味を持つことが難しかったとしても、自分の知らなかった新しい文化に触れることで、結果的に海外や英語に興味を持つきっかけになれば嬉しいとの思いからでした。
特にハロウィンイベント(商店街のトリックオアトリートツアー)やクリスマスイベント、イースターなどは好評で、イベントを通して子どもたちの弾ける笑顔を沢山見ることができました。これらの楽しかった思い出がいつかの子どもたちの未来に繋がっていれば幸いです。
ある時は、高橋さんと流しそうめんイベントをしたこともありました。
イベントでは、本物の竹で作った流しそうめん台を使用したのですが、竹を切って運ぶ、半分に割る、やすりをかける、台を組み立てるなど、ほとんど全てのプロセスを地域の方々がしてくださりました。また、当日のそうめんやおにぎりの用意なども地域の方々にしていただき、大変お世話になりました。
ハロウィンイベントの時も、商店街のお店の方々に子どもたち用のお菓子を沢山用意していただきました。中には、ハロウィン仕様にラッピングしてくださった方や袋いっぱいにお菓子を詰めてくださった方もいました。
こうして活動を振り返ると、どのイベントも町の皆さんのご理解とご協力なしには実施できなかったものばかりで、改めて皆様の温かいご支援に感謝いたします。
思い出のイベント

協力隊活動で一番心に残っている事業は、なんと言ってもハワイ野球少年団交流事業です。
事業を主催してくださったアカリ・トランスレーションズの上岡さんとHomingホームステイの田村さんとは2024年6月ごろに初めて出会いました。そこから2025年3月までの約9ヶ月間、毎月ミーティングを重ね準備を進めていきました。この事業も、役場の職員の皆様や川南町野球チームの皆様、ホームステイを受けれてくださった町在住のホストファミリーの皆様など、沢山の方のご協力があったからこそ実施することができました。
初めは遠い夢のようだったハワイとの交流が川南町で実現したあの感動は一生忘れません。

これまでのさまざまな活動を振り返ると、今回紹介していないイベントや事業も含めて、本当に沢山の貴重な経験をさせていただきました。右も左も分からないまま、アイディアややりたいことばかりが先行し、役場の職員の皆さまをはじめ、多くの方々を巻き込み、ときには多大なご迷惑をおかけしながら活動してきてしまったことを、深く反省しております。
その一方で、そんな未熟な私に対して辛抱強く向き合い、支え、協力してくださった皆さまの懐の深さに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の退任という決断も、自分自身が新しいことに挑戦し、次のステージへ進みたいという、ある意味ではわがままな理由によるものですが、その決断を受け入れ、背中を押してくださる皆さまの存在に、改めて深く感謝申し上げます。
4月からは協力隊としてではなく、新たな道を進むことになりますが、今後も川南町を拠点に生活していく予定です。
もしどこかで見かけることがありましたら、どうぞお気軽に声をかけてください。
これまで本当にありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

