鮮度の高い牛肉、豚肉、伊勢海老に野菜。
これらが全部、川南町産。しかも手近な直売所やスーパーに行けば
手頃な価格で手に入ってしまうというから驚きだ。
男3人、秋の青鹿自然公園キャンプ場で
のんびり大人のアウトドア
川南町役場に勤める男三人衆。
気心知れたメンバーで秋のキャンプを楽しみつつ、「青鹿自然公園キャンプ場」の魅力について語り合う。
三人衆プロフィール
甲斐 よしひろさん
移住担当。自宅の庭でするバーベキューは玄人。キャンプはまったくの素人。
稲田 ようすけさん
青鹿自然公園キャンプ場の管理担当。自身も生粋のキャンパーで、テント・焚き火台・ランタン、すべて自前。
吉本 やすあきさん
山林担当。趣味はバスケ。稲田さんの影響でキャンプに興味を抱きつつある。
“無い” からこそかなう非日常への没入体験
青鹿自然公園キャンプ場は1~2人で利用される方も多いんですよね。
家族連れじゃないんだ。意外な感じもするね。それはなぜ?
たぶん、“静寂”があるからじゃないでしょうか。キャンプを突き詰めると、「いかに非日常を過ごすか」に行き着くと僕は思うんですけど、人里から隔離されたここの静けさは、まさにそれを叶えてくれるんですよね。
確かにめちゃくちゃ静かですよね。初めて来た時は驚きましたもん。
あ、あと観光地っぽくないのもいいのかも。整備されすぎていると、つまらないと感じる人もいますから。
僕わかりますよ。(胸を張りながら)「不便を楽しむ」ってのが醍醐味ですもんね。
それ最初から言うって決めてたやつね(笑)
(笑)まぁ、でもその通りだよ! あとは、あらかじめ申請していただければ、スラックライン(木にベルト状のラインを渡して綱渡りを楽しむゲーム)などの会場として利用することができるのも魅力ですね。
雨の日は、バンガローの中にテントを張って過ごす人も多いって聞いたけど。
そうなんです。僕が知る限りでは、室内テントが張れるバンガローを備えたキャンプ場はあまりないですね。
これが噂のテントが張れるバンガロー(左:外観 右:室内)
バンガローというより“山小屋”って感じかな?
そうですね。加えて、バンガローには本が数十冊設置してあるんですけど、過去に利用した方が置いていったものなんですよ。面白いでしょ。皆さんの良心でできた図書館ですね。
野菜、魚介、豚に牛!町内産でなんでもござれ
他に、ここならではの魅力って?
川南のおいしい地場産品が付近で簡単に手に入るっていうのは、大きな魅力でしょう。『かわみなみPLATZ』も車で15分ほど。あそこなら冷凍の食材が充実してますし。
なるほど。冷凍なら運ぶ時も保冷剤不要だし、放っておけば解凍されてそのまま調理に使えますもんね。まさにキャンプにもってこいだと。
野菜・魚介・肉、なんでも地元産で揃うのはうれしいよね。今日のBBQの食材もいろいろと買い込んできたよ。どれも美味しいって評判だし、これは楽しみだなあ。
自然に迎えられてゆったり過ごす贅沢な時間
紅葉は見られるのかな?
植生的に、紅葉はそれほど。ただ、春は桜を眺めたり、四季折々の空の表情を楽しんだりすることはできますよ。
役場の山林担当としては、川南の自然を思う存分楽しんでもらえるとうれしいな。雄大な尾鈴山を眺めながら、清らかな風と川南の自然を肌で感じて、時にはサルの鳴き声にも耳を傾けていただいて(笑)
サル・鹿・イノシシの出没は日常茶飯事やもんね(笑)
僕はぜひ、ここから眺める満点の星空を眺めてほしいなあ。本当にきれいなんです。カメラを星にかざすと星座の名前を教えてくれるスマホアプリがあるので、そういうものを活用して星空観察なんてのもいいですよ。なにせ川南は空が広いですから、見上げないと損です。
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