地域おこし協力隊

ソクちゃん祝協力隊卒業/パン屋開業の夢に向かって

2022年4月 協力隊着任
同時期に着任した協力隊員の奥さんこっちゃんの地元兵庫県より
子供達3人と一緒に家族5人で川南町へと▲△移住△▲

日本の役場に勤めるという初めての経験にドキドキしていた事を、昨日の事の様に覚えています。

右も左も分からなかった私は、まず町を知り自分の事を知ってもらう事から始めました。
商店街を自分の足で歩きお店の方に自己紹介。(←最初はぎこちなかった自己紹介も今では随分と上達しました。笑)

出会う方出会う方に川南町で¨パン屋¨をしたくて来ました‼と積極的にお話しをさせていただきました。

そうしている内に次第に地域の方から¨パン屋さん¨と覚えていただける様になっていき、現在では、
¨オープンはいつね~?¨¨楽しみにしちょるよ~¨と嬉しい事にパン屋のオープンを今か今かと心待ちにしてくれている方も増えました。

それと同時に、以前から大変魅力的に感じていた川南町の豊富な食材を使用しパンに出来ないだろうか?と考えている内に
農家さんやピーマン、イチゴ栽培の研修生との繋がりも広がっていきました。

生産者さんそれぞれが熱い思いを持ち川南町を盛り上げたいと頑張っていらっしゃる姿を目の当たりにし芽生えた、「自分にも何か出来ないか?」という思いに共感して下さった地域の方のお力をお借りし、今では川南町で育てたライ麦を製粉し商品にする事が出来ています。(形になった~‼)

また地域の小学校からお話しをいただき誕生したもち米ドーナツはメディアでも取り上げられ、
川南町の魅力を宮崎県内の方に知っていただく良いきっかけにもなりました。

地域づくり大会や地域のお祭りと、多岐にわたって活動させていただく中で得た新しい経験の数々は、
自分自身の成長に繋がる貴重な機会となりました。

私が2年間協力隊として任務をやり遂げられたのは、
関わって下さった地域の方始め役場職員のみなさんのおかげだと思っています。

その中でもさまざまな時を共に過ごし乗り越えてきた協力隊員である5人の仲間の存在には何度も助けられました。
(↑着任して2ヶ月位で幾度となく挫折してたと言うのは、ここだけの秘密です‼笑)

今では子供達の運動会や幼稚園のお迎え、イベント事には必ず駆けつけてくれる大切な仲間であり家族のような存在となっています。

4月からは、いよいよパン屋として独立します。

不安が無いと言えば嘘になりますが、
いつかいつか・・と思い描いた夢がもうすぐ叶おうとしています。

パン屋の無い町川南町とは、もう言わせません‼笑

川南町に深く根付いていける様に・・
地域の方に愛されるお店作りを目指し頑張っていきます‼‼‼

2年間本当に本当にお世話になりました。

次はToron batonにて、皆様とお会い出来る日を楽しみにお待ちしております。